Webコンテンツフィルタ設定

Endian Firewall Community Editionでは、SquidとDansGuardianと呼ばれる2つのオープンソースソフトウェアの機能を利用して、Webコンテンツフィルタリングを実現しています。
フレーズフィルタとURLブラックリストフィルタが設定できますが、ここではフレーズフィルタの設定方法をご紹介します。

設定方法（フレーズフィルタ）

1. [プロキシ]-[HTTPプロキシ]を選択します。
   
2. 初期状態では、HTTPプロキシは有効になっていません。
   を選択し、有効にします。有効にすると、に表示が変わります。
   
3. 各ゾーンにHTTPプロキシを適用させる方法を選択します。設定後、[保存]を選択します。
   
   GREENゾーンを[透過]に設定すると、GREENゾーンに接続しているクライアントPCはWebブラウザのプロキシを設定しなくてもHTTPプロキシが適用されます。[非透過]に設定した場合、クライアントPCはWebブラウザのプロキシを設定する必要があります。
   
   
4. 登録されているHTTPプロキシのポリシーが表示されます。コンテンツフィルタを実際に有効にするには、ここで設定を行う必要があります。初期状態では、[ウィルスフィルタ]だけが登録されています。新たなポリシーを追加する場合、[アクセスポリシーの追加]を選択します。
   
5. 適用するコンテンツフィルタのプロファイルを選択できます。ここでは[デフォルトプロファイル(content1)]を選択します。設定後、[ポリシーの作成]を選択します。
   
6. [適用]を選択すると、設定が読み込まれSquidが再起動します（多少時間がかかります）。
7. 登録されているプロファイルが表示されます。初期状態では、[デフォルトプロファイル(content1)]が登録されています。を選択し、[アクセスポリシー]で設定したプロファイルを編集します。
   
8. コンテンツフィルタの内容を編集できます。ブロックしたいカテゴリのを選択します。選択すると表示がになります。設定後、[プロファイルの更新]を選択します。
   
9. GREENゾーンのクライアントPCからブロックしたいコンテンツにアクセスします。WebブラウザにAccess has been deniedが表示されれば設定完了です。
   

その他の機能

Endian Firewall Community EditionのWebコンテンツフィルタでは、他にも以下の設定が行えます。

• 上位プロキシサーバー
• 時間帯やユーザーエージェント毎によるアクセスポリシー
• NCSA、AD、LDAP、RADIUSと連携したユーザ認証など